内診・血液検査、保険証
保護者の同伴・同意書
ノルレボ錠は72時間以内
エラワンは120時間以内に1錠服用します。
アフターピルは、なるべく早く服用する方が
緊急避妊効果は高くなります。
できるだけ24時間以内にご来院ください。
アフターピルの種類
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アフターピルは3種類
120時間(5日)以内 の服用が可能
最新のアフターピルエラワン
15,000円
(税込16,500円) -
アフターピルは3種類
72時間以内 に服用
国内承認のアフターピルノルレボ錠
14,000円
(税込15,400円) -
72時間以内 に服用
ノルレボ錠の後発アフターピルノルレボ錠ジェネリック
11,800円
(税込12,980円)
初めてご来院の方は、初診料2,200円がかかります。
アフターピルとは?
アフターピル(緊急避妊薬)は、「避妊に失敗してしまった」「きちんと避妊できたか不安…」という時に服用することで、その後の望まない妊娠を防ぐホルモン避妊薬です。
アフターピル(緊急避妊薬)は、多量の女性ホルモン剤を摂取することによって受精卵の子宮内膜への着床を防ぎ、排卵を遅らせるなどして、妊娠を回避させます。
排卵前に内服された時は排卵を遅らせることで妊娠を防ぎ、排卵後では、子宮内膜への着床をしにくくすることで妊娠を防ぎます。
この他、精子の侵入阻害や受精阻害、たまごの輸送阻害などによる効果も考えられています。
こんな時ご相談ください
- 避妊をしなかった時
- 計画的な避妊がうまくいかなかった時
- きちんと避妊できたか心配な時
- 排卵日付近の性交で不安な時
- 予期しない妊娠を避けたい方
アフターピルの避妊の仕組み
アフターピルは、望まない妊娠を避けるための1つの手段ですが、どうして妊娠を回避できるのかについてご説明します。
アフターピルが妊娠を回避するが仕組みは2つあります。
- ① 排卵の抑制
- ② 受精卵の子宮内膜への着床の阻害
妊娠は、射精〜排卵〜受精〜受精胚の発育〜着床〜着床後の胚発達というプロセスを経て妊娠に至ります。
アフターピルを服用するタイミングが排卵前の場合は、排卵を遅らせて受精しないようにして妊娠を回避します。
排卵前の服用は特に避妊効果が高いとされておりますので、72時間以内にアフターピルを服用することで妊娠の可能性が大幅に低下します。
アフターピルを服用するタイミングが排卵日後の場合は、子宮内膜の増殖を抑制することで受精卵の着床を防ぎ妊娠を回避します。
排卵して受精した場合も、アフターピルを服用によって子宮内膜の増殖が抑制されますので、着床せずに妊娠の可能性は大幅に低下します。
いつまでに飲めばいい?
避妊に失敗した時や、うまく避妊できたか心配な時に服用するアフターピル(緊急避妊薬)。
いつまでに飲めば妊娠を回避できるのか? 妊娠阻止率は? それは薬剤によって異なります。
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120時間(5日)以内 の服用が可能
最新のアフターピルエラワン
海外で主流となっている新しいアフターピル「エラワン」は、性行為から120時間以内に1錠を服用すれば避妊の効果を得ることができます。
避妊効果は他のアフターピルよりも高く、時間が経っていても避妊効果が落ちないことが報告されています。 -
72時間以内 に服用
国内承認のアフターピルノルレボ錠
ノルレボ錠ジェネリック日本で承認されているアフターピル「ノルレボ錠」は、性行為から72時間以内に1錠を服用します。
飲むのが早いほど効果が高く、12時間以内では99%以上の確率で避妊できます。 -
アフターピルは緊急避妊薬とはいえ、100%妊娠を回避できるわけではありません。
避妊失敗からアフターピルを服用するまでの推奨時間がそれぞれ示されていますが、内服が早ければ早いほど、高い避妊効果が期待できるとされています。できるだけ24時間以内に内服してください。
アフターピルの副作用は?
【吐き気】
アフターピルの主な副作用は吐き気、嘔吐、頭痛ですが、全員に起きるわけではありません。
実際に嘔吐する確率は1%以下です。
通常24時間以内におさまります。
ノルレボ錠では、国内の統計では悪心9.2%、嘔吐0%前後との報告されています。
エラワン、ノルレボ錠、ノルレボ錠ジェネリックは、吐き気や嘔吐などの副作用がほとんどありません。
【乳房の張り、倦怠感、傾眠、胃腸障害】
アフターピルの副作用として、乳房の張り、倦怠感や疲労感、眠気などの神経系障害、腹痛などの胃腸障害などがありますが、いずれも重篤な副作用はありません。
アフターピルを服用してから数時間で上記のような副作用を感じることがあり、通常24時間以内におさまります。
副作用がまったくない方もいらっしゃいます。
【少量の性器出血】
アフターピルの副作用として、ピル内服後、稀に少量の性器出血が予定生理開始日より早期に認められることがあります。
茶色い出血が少量で止まれば問題ありませんが、生理のような鮮血があれば別の病気も考えられますので、婦人科を受診してください。
【肌荒れ】
アフターピルは、多量の女性ホルモン剤を摂取し、排卵前の場合は排卵を遅らせることで妊娠を防ぎ、排卵後の場合は子宮内膜への着床をしにくくすることで妊娠を防ぎます。
お肌や身体、心の状態に大きな影響を与えているホルモンバランスを、アフターピルを服用することで意図的に調整することになりますので、副作用として肌荒れを起こすことがあります。
アフターピルの注意点
できるだけ早めに内服してください。
アフターピルは以内薬剤の推奨時間以内に服用してください。なるべく早く服用する方が、緊急避妊効果は高くなります。できるだけ24時間以内にご来院いただくことをお勧めいたします。
ご自分の判断で服用するピルを増やしたりしないでください。
次の生理まで必ず他の避妊方法を行ってください。
アフターピル内服後、早ければ3〜4日で消退出血が起こりますが、月経予定日まで出血がない場合もあります。
予定通りの月経が来ても、その出血が妊娠初期の不正出血である可能性は否定できません。
次の生理が来るまでは、コンドームを使うなどして避妊することが必要です。
予定された生理よりも出血が1週間以上遅れるようでしたら、産婦人科を受診してください。
よくあるご質問
Q. 未成年ですが、アフターピルを処方してもらえますか?
もちろん大丈夫です。保護者の方の同意書や同伴は必要ありません。保険証も必要ありません。
Q. 初めてなので不安です。
心配されなくても大丈夫です。
「アフターピルで受診したい」とLINEやお電話をいただければ、可能な限り早いお時間で診察のご予約をお取りします。
お1人でのご来院はもちろん、1人では不安という方はパートナーと一緒に来院されてもかまいません。
Q. アフターピルはいつまでに飲めばいいですか?
ノルレボ錠・ノルレボ錠のジェネリック薬は、避妊失敗後72時間以内に、エラワンは120時間以内に服用してください。
なるべく早く服用する方が、緊急避妊効果は高くなります。できるだけ24時間以内にご来院いただくことをお勧めいたします。
Q. 予約は必要ですか?
患者様をお待たせせず、快適な診療をお受けいただくため、予約診療制をとらせていただいております。
当日・前日のご予約は、お電話にてお申込みください(フリーダイヤル:0120-017-768)。
Q. 副作用が心配です。
アフターピルには、エラワン・ノルレボ・ノルレボ錠のジェネリックの3種類があります。
この3種類のアフターピルは吐き気や嘔吐などがほとんどない新しいお薬ですので、副作用の心配はされなくて大丈夫です。
【アフターピルの副作用について、詳しくはこちら】
Q. アフターピルを服用して、吐いてしまったらどうしたらいいですか?
服用してから2時間以内に入ってしまった場合は、再度服用が必要となります。
クリニックへ受診をお願いいたします。
Q. アフターピル服用後の生理はいつ来るの?
アフターピル服用後の生理のことを「消退出血」と言い、早ければ3〜4日に生理に似た出血が起こります。
消退出血はアフターピルによって受精・着床が起こらず不要となった子宮内膜が排出される際の出血で、2~3日程度続きます。
消退出血が起これば妊娠をしている心配はほとんどありません。
アフターピルは子宮内膜を薄くする働きがあるため、服用直後の消退出血では通常よりも経血量が少ない場合が多いです。
また、アフターピル服用のタイミングによって普段と違うタイミングで生理(消退出血)が始まることがありますし、生理が2回起こる場合もあります。
アフターピル服用後の避妊
アフターピルはあくまでも避妊に失敗してしまった時の緊急避妊薬です。
日常的な避妊方法はいくつもありますので、ご自分のライフスタイルに合った避妊方法みつけて、望まない妊娠のないよう対処することをお勧めします。
OC(低用量経口避妊薬)
低用量ピルとも呼ばれています。きちんと服用していれば避妊効果は高く、もっとも避妊効果の高い方法の一つといえます。
当院でも処方しておりますので、ご相談ください。